ひどい冷え性さん必見!冷え体質が必ず治る4つのポイント
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冬になると、「手足の先が氷のように冷たい」、「夏でもエアコンにより常にブランケットが必要」など、年中『体の冷え』を感じている方も多いのではないでしょうか
冷えは万病のもと
東洋医学において、冷えはさまざまな体の不調をもたらすと言われています
この記事では、冷えによる不調や冷えを解消する食事法と生活習慣のそれぞれ4つのポイントをお伝えしています
どんなにひどい冷え性でも、これら4つのポイントを生活に取り入れることで必ず体が変わります♪
わたし自身、基礎体温を35.6度から36.6度に上げることができました★
お忙しい方は、目次より「食事法」と「生活習慣」のうち気になる4つのポイントのみご確認くださいね♪
『冷え』と体の仕組み
私たちの体は、食べ物の消化・吸収、呼吸、代謝など、人が生きて行くために、体の中の内臓器官や細胞が一生懸命に働いてくれていることで成り立っています
これらの働きを効率的に行うためには、体の中心部分の温度である、深部体温が常に37度に保たれている必要があります
しかし、冬場や夏場でも薄着やエアコンの冷気などにより外気温が下がると、この深部体温を維持するために、手足や体の表面の血管を収縮し血流を低下させることで、体内の熱を逃がさないように体が対策をとります
この状態が続くと、手足や体の表面に温かい血液が運ばれなくなり、手足の先や体の表面の温度が下がって『冷え』を感じるのです
![くま](https://yumewahisokani.org/wp-content/uploads/2023/04/IMG_8240.jpeg)
逆に夏場に手足や体が熱くなってるのは、血管を広げて熱を逃がそうとしてるんだね!
![はむ](https://yumewahisokani.org/wp-content/uploads/2023/04/IMG_8241.jpeg)
そうだね。深部体温を37度に保つために夏も冬も環境に合わせて
体が感張って働いてくれてたんだね!
![くま](https://yumewahisokani.org/wp-content/uploads/2023/04/IMG_8240.jpeg)
てことは、できるだけ体を37度に保つように生活すれば『冷え』を感じなくて済むし、体への負担も減らせるってことか!
冷えによる不調の症状
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冷えに伴う体の不調による症状には、次のようなものがあります
- 肌荒れ
- むくみ
- 耳鳴り・頭痛
- 肥満
- 胃痛・胸やけ
- 便秘・下痢
- 肩こり・腰痛
- 生理痛・生理不順
冷えにより代謝が低下し、汗腺や排泄器官の働きが鈍くなることで、水分や老廃物の排出が滞ります
その結果、肌荒れやむくみ、耳鳴りや頭痛を引き起こします
また、血中の糖分や脂肪分が消費・燃焼されにくくなりますから、高血糖や脂質異常症に繋がり、肥満を引き起こします
体温が1度上がると10%以上上がる
体温が1度下がると約12%低下する
さらに、代謝が下がると、内臓器官の働きを弱めてしまいますので、食べ物の消化・吸収・排泄がスムーズに行えず、胃痛や胸やけ、便秘や下痢を引き起こします
血行不良により、肩こりや腰痛をもたらします
『冷え』は卵巣機能の低下をまねき、生理不順や生理痛を引き起こします
また、女性ホルモンバランスの乱れから、肌荒れや髪の艶がなくなるなど、見た目にも不調な印象を与えてしまいます
![はむ](https://yumewahisokani.org/wp-content/uploads/2023/04/IMG_8241.jpeg)
『冷え』は女性の大敵だね!
さらに重要なのが、『冷え』は免疫力の低下をまねきます
体温が1度上がると最大5倍〜6倍上がる
体温が1度下がると30%以上下がる
体温を高く保つことは、健康と美容において、とても重要であることがわかります
冷えを引き起こす原因
冷えの原因としては、次のようなことが考えられます
- 自律神経の乱れによる血行不良
- きつい下着、補正下着などでの締め付けによる血行不良
- 冷暖房による外気と室内の温度差による自律神経の変調
- 筋肉量の減少
- アイスや冷水など冷たいものを好んで摂取している
人は運動をする時だけでなく、食事をする時や頭を使う時などにも、常に体内で熱を生み出しています
そのため、日常生活が活動的でないと、熱を作り出す力が次第に弱まっていきます
また、胃腸の働きが弱い人は、消化・吸収能力が低下していますから、食べる量もおのずと減り、体の中で食事を食べる時に作られる熱の量も減ることで、さらなる『冷え』をもたらします
冷えを改善する食事法の4つのポイント
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冷えを改善し、冷え知らずの体を作るには、体を外側から温めるのではなく、内側から温めることが有効です
人の体は、食べた物から作られますので、体を温める食事がとても重要になります
冷えを改善する食事法には、大きく4つのポイントがあります
順番に見ていきましょう♪
冷えを改善する栄養素を取り入れる
体を内側から温めてくれる栄養素と食材には、次のようなものがあります
栄養素 | 食材例 | 効能 |
ビタミンE | カボチャ、アーモンド、ほうれん草 | 血管拡張、血流改善 |
ショウガオール | 生姜 | 血行促進 |
アリシン | 玉ねぎ、ネギ | 代謝を高める、毛細血管拡張 |
カプサイシン | 唐辛子 | エネルギー代謝を高める |
オメガ3系脂肪酸 | 亜麻仁油、えごま油 | 血流改善 |
タンパク質、脂質 | 大豆製品、肉、魚 | エネルギーをあげる |
これらの食材を取り入れたお料理を心がけることで、ポカポカと内側から温かい体を作ることができます♪
季節に合わせ、体を温める食材を選ぶ
夏野菜は体内の熱を下げる作用があり、冷たいものとともに摂取すると内臓機能が低下し代謝を悪くしてしまいます
- キュウリ
- ナス
- ズッキーニ
- レタス
- ゴーヤ
- セロリ
- オクラ
- 大根
逆に、夏場に意識して取り入れることで、体を内側から冷やしてくれますので、冷房など外気で体を冷やすよりは『冷え対策』には良いかもしれません
反対に、冬野菜は、体内の熱を上げる作用がありますので、年中『冷え』を感じた時は積極的に取り入れたい食材です
- にんじん
- かぶ
- ねぎ
- にんにく
- ごぼう
- レンコン
冷たい食べ物を控え、温かい食べ物を選ぶ
夏場は冷たい素麺などを好み、冬場は温かい鍋などの食べ物を好みます
これらは、体が深部体温を37度に保つために必要な体の反応と言えます
しかし、冷たい飲み物やアイスなど、冷たい食べ物は体を冷やしてしまいますから、夏場でも、アイスや冷水、よく冷えた飲み物を控え、常温の飲み物や食べ物を摂取することが大切です
よく噛んで食べる
よく噛むことによって、『食事誘導性熱産生』と呼ばれる、消化吸収に使われる熱量が上がります
言わば、よく噛むことで身体にたくさん熱が作られるため、身体を温めることができるという訳です
冷えを改善する生活習慣の4つのポイント
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冷えを改善するためには、常に体を温かい状態に保つことが大切です
生活リズムを整える
早寝早起き
生活リズムを整えると、自律神経が整い、血液や酸素の巡りが良くなります
早寝早起きをすると、体の調子が整い、日中の頭の働きも良くなりますから、自然と活動量が上がり、常に体を温められる体を作れます
適度な運動を行う
運動をし、筋肉量が増えることで血流が良くなり、代謝アップに繋がります
また、肩こりや腰痛を改善することもできます
決して無理にたくさん汗をかくような激しい運動は必要ありません
30分程度お散歩のお散歩で十分です
「近所の買い物に歩いていく」など、日頃自転車を使っている道のりを歩くようにすることでも、適度な運動を取り入れることができます
ここで、ご自身の好きな音楽を聴きながら行うと気分転換にもなりますし、何か教材を聴きながら行うと学びの時間になります
歩く時間が無駄な時間ではなく、何か目的を持った時間になると、今後継続して取り入れやすくなるのでおすすめです♪
反対に、「お散歩だけは何にも考えず、唯一無になる時間」として過ごすことも、とってもおすすめです♪
お風呂は必ず湯船に入る
忙しい毎日の中で、必ず湯船につかるという方は多くないかもしれません
しかし、シャワーだけでなく、湯船につかることで、体を芯から温めることができますし、リラックス効果があり、自律神経を整えることができます
ここで重要なのが、38度〜40度の湯船に、10分〜20分つかることです
少し汗をかく程度の、心地よいと感じるくらいの入浴がベストです
もし、湯船に毎日入れないという方は、足湯もかなりリラックスができ、足を温めるだけでどんどん体全体が暖かくなりますので、とてもおすすめです♪
3つの首を温める服装
首・手首・足首
これら3つの首を温めると、効率良く手足の先、体全体を温めることができます
夏場は特に薄着で過ごすことも多くなりがちですが、本当に冷え性を改善したい場合は、夏場でも靴下を履くなど対策が必要です
冬場は、レッグウォーマーと腹巻きパンツを履くことをおすすめします♪
まとめ
『冷え』はさまざまな体の不調を引き起こすします
『体質だからしょうがない』と済まさずに、ぜひ体を温める食事法と生活習慣を取り入れてみてください
わたし自身、食事と生活を整えることで、基礎体温を35.6度から36.6度に上げることができましたので、きっと誰でも変わることができます★
冷え改善のポイントを日々積み重ねていくことで、ご自身にうれしい変化がありますことを願っています♪